人気ブログランキング | 話題のタグを見る

長文ですが気持ちを込めて・・・

昨日の『ワクチンのおはなし』を終えて、色んなお声を頂いております。
それだけでも、本当に意味のある時間だったと思っております。
今日は少し長くなってしまうと思います。お時間がある方はお付き合いくださいね。

予防接種をする人
予防接種をしない人

きっと子供を持つ親ならば、『みんな我が子の為に』という思いは同じなんだと思う。

ただ、ここで言いたいのは、その予防接種をする前に一度立ち止まって考えてほしい。ということ。
一般的には、通知が来たり、病院でスケジュール立てられたり、みんなもしているから。
という理由で、同意書もしっかり読まずにサインをしている事が多いのではないかと。

そして、大切なのは、病気にならない体つくりをすること。
ワクチンを接種しても、しなくても、リスクはゼロではありません。
その為には、自分の体を自分で守る力をつける必要がある。
でも、これに関しては、知れば知るほど簡単ではないと思ってしまう。

それは、今の実社会が取り巻く環境。
子供達を取り巻く環境が、一昔とは大きく変わってしまっていて。
当たり前がそうではなくなってしまいました。

体温ひとつとっても、50年前の子供達と今の子供達、1度近く平熱が低下してしまっています。
その結果、西洋医学では治しにくかったり、治せない病気やアレルギーが増えている。
ただ、ここで大切なのは、西洋医学を否定している訳ではないという事。
西洋医学の発展によって、助かる命も増えています。私は、必要な時に必要な分だけお世話になる。という考えです。

話しを戻しますが、なぜ、西洋医学で治せない症状が増えてきてしまったのか。
なぜ、50年前の子供達と今の子供達の体温が1度近くもちがってしまったのかを考えてみると、やはり一番大きいのは食生活だと思います。もちろん、自然環境や生活習慣の変化もあると思いますが。

昔食べていたものを食べていない代わりに、昔は食べていなかった物を食べている。
野菜も、一般的に売られている物は、農薬や化学肥料を使っていて、野菜そのものに力がありません。
コンビニだって、なんでこんなに必要なんだろう。。。と思うほど、増えているし、加工食品やジャンクフードを手に出来る場所も多い。
子供達が食べるおやつも、幼稚園や保育園でさえ、スナック菓子や、白砂糖を使った甘いお菓子。

でも、うちも、上の子はもう二年生。
お友達の家でご馳走になる事もあります。
そこは、息子にまかせてます。
そして、どんな物でも感謝して食べる事。
まだ、すべてを理解するのは難しいです。
私も、今でもどう子供達に伝えようかと迷う事も多いです。
でも、それぞれのおうちに、それぞれの考えがあるんだよ。という事をよく伝えました。
そして、その考えは色々あっていいという事も。

昔と今を単純に比較するのも難しいかと思うけど、『食』に関してだけでも不自然な物が多すぎます。
でも、毎日手の込んだご飯を用意できない気持ちもすごく良くわかります。
昔は、親との同居が多かったから、きっとおじいちゃんやおばあちゃんが子供の面倒をみてくれて。
その間にお母さんが台所に立って用意したり、おばあちゃんが手があいている時間に常備菜を作ったり。
実際に、うちの実家がそうでした。

でも、今は核家族が増え、共働きの家庭も増えて、育児をして、家事をして。。。
私も毎日手の込んだ食卓にするのは不可能。うちは主人のお母さんと同居しているので、そこはとても助かっています。
でも、少し、食の勉強をすれば、手をかけなくても、美味しく体に優しい食卓にはできますよ~。
そして、日々、完璧なんて私も無理。ま~いっか。たまにはハメを外してます!!(笑)

そして、昔は各家庭でしていたお家での手当て。
咳が出たり、下痢をしたり、熱が出たり、ケガをしたり。。。。
そんな時、昔の人たちは、まず、お家で出来る事があったんですよね。

私も、火傷をした時は、味噌を塗られたり
ものもらいになった時には、ツゲのくしを畳で擦って熱くなったくしをまぶたに当てたり
のどが痛かったり、咳が出たときには花梨シロップを舐めたり

母やおばあちゃんが色々としてくれました。
この前、母とそんな手当法の話しをしていたら、母は子供の頃、捻挫をしたときに、母のおばあちゃんが里芋湿布をしてくれたと言っていました。おじいちゃんは、膝の痛みにコンニャク湿布していたみたいです。叔父は、梅肉エキスを自分で作っていて、いとこ達も子供の頃舐めていたと言っていました。

私は、やっぱり大切だと思うんです。
もちろん、病院や薬に頼るべき時もあると思うけど、私達が日常生活していて起きるちょっとした不調にはほとんど薬は必要ありません。

ただ、子供や自分や家族が体調不良の時にただ、様子をみているのでは、悪化していくでしょう。
私は、なるべく小さなサインに気づいて、その時点で食べ物や飲み物、アロマテラピーやホメオパシー、お手当などをします。
すると、ちゃんと自分の力で克服してくれます。
家庭で出来るお手当は、自分で治そう。治ろうとする力を後押しする感覚です。

そして、何よりも大切なのは、病気になってから。。。ではなくて、病気にならない身体作りをすること。
そのためにも、毎日の食事はやはり一番大切なんですよね。
レッスンでお話しすると、よく、まず何から変えたらいいですか?と聞かれます。
そんな時は、新しい物を買ったりするより、不自然な物を使うのをやめるところから始めると良いかもよっ。と言います。
そして、その次は毎日食べたり飲んだりするものや、料理に使う調味料。

一度に頑張らずに出来る事からひとつずつ。
私もそうしてきました。今でもその途中です。

そして、何よりも、ママの手はきっと子供達の痛みを和らげる力があると思うんです。
ママが子供達に心と目を向けてしてあげるお手当は、思っている以上の効果があると思うんです。

私もそれを信じて、子供達と向き合っています。
自然療法ってね、子供を見る観察力がどんどん高まりますよ。
そして、自然療法をとりいれると、自然に感謝の気持ちが生まれてきて。
どんどん自然に沿った生活に戻っていきます。
そうしたら、きっと今抱えている不調も、すこ~しずつ手放せるんだろうと。

今日はここまでにしておきます。
続きはまたいつか。
長々とお付き合い、ありがとうございました。


by room-nico | 2015-11-09 00:22